就職しない女って何考えてるの?これからの時代、その考えで生きていけるの?
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就職しない女っていますよね。男もいますけど、根拠のあいまいな理由で、「私は女だから就職しなくても大丈夫なんじゃ・・・」と思っている人がいつの時代にも一定数いるようです。
私も女ですが、そういう子って、「大丈夫かな?」と心配になりますし、あんまり仲良くしたくないタイプかもしれません。
バリバリと行動できて、会社に入って色々教えてもらったり経験を積まなくても自力でやっていけるという人は別ですよ。
そうじゃなくて、なぜか就職しない女。就職しようとしていない女のことです。
就職しない女の本音
実は、私は学生時代に周りのみんなが就活を始める時期に全く就活に身が入りませんでした。
理由は簡単です。親の知人が「地元の●●株式会社の偉い人と知り合いだから就職させてあげる」と言っていたのを真に受けていたからです。
無知ですよね~
その会社には就職エントリーをしたのですが、最初の集団面接で見事に落とされ、コネは全く活かすことができませんでした(笑)
で、その後も、当てが外れて裏切られたような気持ちになり、しばらく就活のやる気がでませんでした。
おそらく周りの友達は、「なんで就活しないの?」と思っていたと思いますが、なんとなく乗り気になれないことってありますよね。理由なんてよく分からないです。
何とかなるだろうという甘い考えも多少ありますが、「よし!頑張ろう!」という気持ちになれていないだけです。
就職しない女性の多くは似たような心境ではないでしょうか。
男女平等社会になったとはいえ、女性が社会で活き活きと活躍する姿を明確にイメージできる人って少ないです。
学業成績もよくて、社交的で、男性とも分け隔てなく接することができて、語学などの誇れるスキルがあって等、社会で戦える何かを持っている人はまだ就職して働くイメージが持てると思いますが、とりあえず専門学校や短大、大学などに入って、普通に学生時代を過ごした人は、会社選びといっても戸惑って当たり前です。
女性が社会に出て働くといったときに、自分にもできそうなこととして思い浮かぶのは、やはり、アルバイトで働いている女性たちという人も少なくないでしょう。
バイトを掛け持ちしたリフリーターとして長時間働けば、ギリギリかもしれませんが生きていくことはできるでしょう。
なので、積極的に就職しようと思えない人がいるんですよね。
就職しない女のタイプ
私の場合はコネをうまく活かせませんでしたが、もっと強力なコネで知り合いの会社に入れてもらえるようなお嬢様とか、お見合い話が舞い込んでいて早く結婚しろと言われているような女性もいるでしょう。
親の世代って、口では言わなくても日本は男社会の部分がまだあって、女性が働くことの難しさをなんとなくわかっているものなので、娘になるべく苦労のない人生をさせようと世話を焼いてくるものなんです。
でも、無条件にこれに甘えるのは良くないです。
大人になったら、自分の人生の責任をとれるのは自分しかいないので、本当に続けられる仕事なのか?自分の人生の選択はそれでいいのか?自分の頭で考えて決める必要があります。
楽そうだからという理由だけで、人から差し出されたものに乗っかるだけの人生は、後悔する可能性が高いです。
結婚した女は就職しなくていいのか?
結婚したからといって、就職しなくていいことにはつながりません。
不景気が続いている今の時代は、大企業や老舗企業であっても倒産しますし、高い地位にいる人もスキャンダルなどで足を取られて一気に転落する事例も珍しくありません。
若い時に仕事してお金を稼ぐことに向き合っていないと、歳をとった時に自分がお金を稼いで家族を助けなければいけなくなった時、途方に暮れるでしょう。
コネや結婚などのラッキーで就職をするという辛いことを逃れても、長い人生のうちのどこかでは、あなたの稼ぎをあてにされる時期があります。
旦那が事故や病気・うつ病などで働けなくなるとかもありえますし、離婚するカップルも3人に一組という高い割合でいます。
結婚していようがしていまいが、自立した大人であるためには、しっかりと仕事ができることが必要です。
そのためには、「就職したことがありません」というのは、あまりにも頼りないです。
女性だからという言い訳はもう通用しない時代ですので、性別に関係なく、大人なのですから、しっかりと自立した人を目指しましょう。
就職にこだわる必要はない
年齢が若い20代であれば就職することは難しくなくなってきています。一方で、社畜と呼ばれるように悪条件下で働いている人もいます。この違いって分かりますか?
それは、精神的に自立できているかどうか?です。
甘えた理由や自分の未熟さゆえに簡単に辞めてしまうことはよくないですが、おかしいと思ったら周りに助けを求める方法もありますし、会社を辞める権利もあります。
絶対に就職しなくてはこの先生きていけないというわけではないので、倒れても正社員の座に縛りつく必要はないでしょう。
でも、フリーターにくらべると正社員として就職したほうが有利なことがたくさんあります。
将来受け取る年金額・ボーナスや有休休暇の有無・社会的信用など・・・。もちろん、結婚相手の条件としても正社員で働いている人のほうがモテます。
それに、若いうちは仕事を覚える必要がありますが、そのためには、正社員というポジションにいた方が仕事を教えてもらいやすいです。
フリーターは自由ですが誰も構ってくれないので仕事は自分で覚えていくしかありません。
社会で働いていく自信がない人や、自分には何のとりえもないと思っている人ほど、正社員になったほうがいいです。正社員として目の前の仕事に取り組めば、その作業のプロになれて、一人前になれる日が早いです。
できる仕事を作れたら、フリーになるなり、結婚して育児をしながら仕事のペースを抑えたりすることもできます。
女性は、結婚・出産をすると、一時的または中長期的に仕事のペースが変わります。
でも、だからといって働いてお金を稼ぐことをパートナーに委ねてしまうと、自立ができなくなり、常に不安な人生を歩むことになるでしょう。
夫からDVを受けているけれど、離婚したら生活していけないので耐えるしかない・・・そういう悲劇はなくしたいですよね。
お金がすべてではありませんが、自分は働けることは人生の可能性を広げてくれます。
就職することは自由に自分の人生を歩むために必要な経験の一つだと思っていますし、私自身も就職経験があることで良かったことしかありません。
なんとなく、女だから就職しなくてもいいっか・・・という気持ちでいる人は、自分の将来のリスクについてもう一度よく考えてみてください。
そして、「就職しやすい」という若い時のチャンスは、逃さないようにしてくださいね。