会社の中で既卒の割合はどのくらい?一生同じ会社に勤めたい人は多いの?
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企業で働いている人の中に既卒の割合ってどれくらいいるのでしょうか?
既卒になると就活が難しくなると言われていますが、もし就職先が見つかったとしても、他に既卒で働いている人がいない状況ならば、続けられるのかどうか心配になりますね。
一生同じ会社で働く人の割合
日本が高度経済成長だった頃には、学校を卒業して会社に入ると、そのまま同じ会社で一生勤め上げる人がほとんどでした。
残業もそれほど多くなく、給料もたくさんもらえたので、そこそこの働きができれば、会社に居続けることはメリットだらけだったのです。
また、好景気だったため、リストラや会社が倒産する心配もありませんでした。
しかし、現在は、社会の状況が変わってきています。
2015年にDODAがビジネスパーソン5000人にむけて行った調査によると、転職を考えている人の割合は約4割の39.1%もの人がいるという結果が出ました。
(情報元:DODAキャリアコンパス https://doda.jp/careercompass/yoron/20151117-14436.html)
すべての人が転職ができるわけではありませんが、何回も転職を繰り返す人もいますので、新卒で入社して一生同じ会社で働く人の割合はかなり少なくなるといえるでしょう。
異動によるメンバーチェンジ
多くの会社では、人事異動行われます。同じ会社で同じ仕事をしていても、違うメンバーとチームを組んで仕事をするようになるのです。
大きな会社になるほど、異動の規模も大きくなるので、転勤を伴うことがある場合もありますし、環境が変わると、転職をすることに匹敵するような大きな変化となる場合もあります。
同じ会社で働いていても、数年間、ほとんど顔を合わさないこともあり得るので、それぞれの人の年齢や経歴などはあまり関係なくなりますね。
入社後は実力社会
社会人になると基本的にはすべて実力社会となります。入社時期によって先輩、後輩の関係性は作られますが、仕事の成果によって、下剋上のようなことは、よく起こります。
年下の上司や年上の部下もありますし、同期だけど上司だったり、後輩だけど立場が逆転することもあります。
なので、既卒で入社しても引け目を感じる必要は何もありません。既卒になっても頑張って就活を続けましょう。就職ができれば、いくらでも挽回のチャンスはあります。
既卒の就活で内定を貰える割合は?
入社してから頑張れば大丈夫ということが分かっても、そもそも、既卒で内定を勝ち取ることが難しいのではないかと心配していませんか?
16年度の既卒の就活における内定率は45.0%という調査結果があります。(2016年度マイナビ既卒者の就職活動に関する調査より)
既卒でも半数近い人が内定を貰えていることが分かります。
就活さえやっていれば誰でも内定がもらえるほど簡単ではありませんが、ちょっと頑張ればそれほどむつかしいことではないと言えるのではないでしょうか。
今まで、既卒の就活があまりうまくいっていなかったのであれば、ちょっとだけ行動量を増やしてみるとか、自己PR文をもう一度見直してみるといった、あと一歩踏み込んだ努力をしてみることで、変化が期待できるのが、約半数の内定率が示しているところかと思います。
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