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【介護の仕事】介護士になるには?就活で介護職を目指そう!

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介護の仕事はきついという評判があるので、就活では人気のある業界とはいえません。

しかし、高齢化社会となり、ニーズがあることは明確で、どんな求人サイトを見ても、正社員でもアルバイトでも派遣でも介護業の募集はよく見かける職業の一つです。

なかなか内定をもらえなくて悩んでいる既卒の就活生にとっては、気にならないはずがありません。

それでも、世間であまりにも「介護はやめとけ」的な意見が多いので、先入観で避けてしまい、最後の砦のような存在になっていませんか?

でも、介護職ってそんなに悪いことばかりではないのです。そこで、既卒から介護士になってはたらくことについてまとめてみました。

介護職を悪くいう人ばかりではない

まずは、こちらのツイートをみていただきたいです。

とってもいいエピソードだと思いませんか?

子供の将来を心配するご両親の中には、つらい思いをさせたくない一心で、介護業界に進むことをやめた方がいいと思う人がいるかもしれません。

しかし、就職先が決まらずに、前に進めずにいる子供を見ていることの方がもっとつらいでしょう。

どんな仕事であれ、面白みを見つけて、一生懸命に取り組んで、世の中の役に立っているとすれば、ご両親は嬉しく思うものです。

また、介護を受ける側の立場にあるおじいさん、おばあさんは、介護職の人に対して、とても感謝しているはずです。

20代くらいの人にはわからないかもしれませんが、40代、50代、60代と年を重ねて、自分も将来介護を受けるかもしれないなぁ・・・ということがリアルに感じられる年齢になると、将来、介護士が減ったら心配だなぁと身勝手にも思う訳です。

だから、介護の仕事についてそんなに悪くいう人ばかりではないのです。

あまり深く考えもせずに、なんとなく介護・福祉業界は除いているのであれば、知るだけでもよいので、少し興味を持ってみてください。

介護福祉士になるまでの道のり

道
介護士とは、介護職に関わる人全般を指す言葉で資格がなくても介護系の仕事に就くことはできます。

しかし、多くの人は「介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)」という資格を取得しています。通信講座などで1カ月程度で取得できる資格で、高校生などの若者から家族の介護が必要になった主婦、高齢者など、幅広い人が取得しています。

内容的にも介護職務の理解、老化・認知症・障害の理解、生活支援技術など基本的で実生活においても役に立つことばかりですので、無駄にならない資格でしょう。

既卒で正社員として介護業界で活躍していくなら、さらに上の介護福祉士という国家資格を取得を目指していくのがよいでしょう。

福祉系の高校、専門学校、大学をでていない未経験の場合、実務経験を3年以上つみながら筆記試験をへて介護福祉士の資格取得ができます。

その先のステップアップとしては、生活相談員に必要な社会福祉士の国家資格や、要介護者のサービスを計画するケアマネジャーの資格などがあります。

介護士として働きながら経験を積んで資格を取得し、リーダー的立場となり、施設長や介護サービス提供会社の経営に関わる管理職を目指すなど、普通の会社と変わらないキャリアアップが見込めます。

介護職が簡単に入れるだろうと思われる訳

「既卒でも、介護業界なら雇ってもらえるだろう。」そう思われるのはなぜでしょうか?

介護の仕事は国家資格があるくらいなので、簡単な仕事ではないですし、誰にでもできる仕事でもありません。

他人の気持ちを察したり、利益追求だけでないサービスの提供が求められたりと、人間性が備わっていることも必要です。

大企業のトップで冷徹な仕事ができるタイプの人なんかは、介護職には向いてなさそうです。

しかし、介護職は、要介護者の生活全般を支える仕事内容なので、高度な仕事ばかりではありません。

施設の掃除、食事の準備、事務仕事、雑用的なもろもろの仕事など、誰にでもできる作業がたくさんあります。

そのため、とりあえず、誰でもいてくれれば役に立つ面があるのです。現に、片言の日本語を覚えた外国人の介護施設職員も増えています。

なので、難しそうだと、はなっからあきらめる必要はありません。

介護職は、働き始めの初期段階には、誰にでもできる作業もあるため、「介護職は誰でもできる」と勘違いされているのです。

当然ですが、人間相手の仕事は、奥が深いので、突き詰めれば工夫する点や改善点がたくさんあり、飽きることはないでしょう。

まして、介護業界は、これらから、高齢化社会が深刻化していき、状況が変化していくことはわかりきっています。仕事内容や待遇については、よくなる点も悪くなる点もいろいろあるでしょう。

しかも、なくなることは、まず考えられませんので、キャリアが無駄になる心配はないですね。

「簡単な作業もあって突き詰めると奥が深い仕事」は、続ける意義を感じやすいので、長く続けられる仕事を探している人には、あっているかもしれません。

楽な職業を選ぶことの危険性

危険
「仕事が楽で、給料の高い会社に入りたい」

いっけん、よさそうに聞こえますが、就活の人気企業ランキングなどで人気の高い企業は「仕事が楽な企業」ではなりですよね。

楽な仕事は、すぐに飽きてしまい、退屈な作業をし続けるのは、辛いものです。

「このままでいいのだろうか・・・。」と、焦りや不安を感じて、転職したくなる人も珍しくありません。

一番の危険は、楽な仕事というのは、いつなくなってもおかしくないということです。

そして、楽な仕事ばかりやっていると自分になんのスキルも身につかず、すぐに限界が来るものです。

楽な仕事をしていると、人付き合いの仕方が上達しなくて私生活において人間関係トラブルをおこしたり、社会人としての知識が身につかずに、だまされてしまったり・・・。

人間力が育っていかないと、人生、何をやっても、なかなかうまくいかないものではないでしょうか。

その点、介護という仕事は、楽ではありませんが、人として学べることが多いため、成長できない危険性はないでしょう。

介護職の魅力と将来性

介護スタッフ
介護職の魅力は、未経験で始められて、自分や家族にとっても役立つかもしれない技術が身について、国家資格の取得も目指せるだけでなく、「人として成長できる可能性」という点にあります。

新卒であれば未経験で職探しができますが、既卒になってしまうと、知識や経験のある人が有利な職種が多くなります。未経験OKで募集されている職種は少数派なので、嬉しい存在ですね。

また、自分が20代で、祖父母も元気でいるならば、介護を身近に感じることは少ないかもしれませんが、30代、40代と歳をとれば、かならず身近な人が介護が必要になる場面に遭遇するでしょう。

歳を取ることは誰もが避けられないことだからです。

その時になって、介護の知識があることは必ず役に立ちます。

医療の知識と匹敵するような誰もが必要な老いの備えに関する知識と、プロレベルで身に着けることができるのですから、貴重なことですね。

また、介護施設内で頼りになる存在になったり、リーダー的立場になれる人は、色々な人の気持ちが分かり、効率的にいくつもの作業をこなすことができ、人とのコミュニケーションの取り方を理解していて・・・すごく仕事ができる人に成長できているに違いありません。

そのようなスキルと人間性のある人であれば、転職だって可能でしょう。介護業界自体需要が高まっていくので、引き留められて待遇がよくなるかもしれません。

介護業界は、まだ歴史が浅く、キャリアを積んだ先輩がそもそも存在しないので、どの様な活躍の仕方があるのかも未知数です。

でも、「介護の仕事はなくならない」と、よく言われていて、将来性においては安心できる業界の一つです。

介護の仕事は、大変さはありますが、魅力や将来性のある素晴らしい仕事のひとつなのです。

既卒となって介護職に興味が向いたことも「ご縁」でしょう。
就活で壁にぶち当たっているのであれば、是非先入観をなくして、介護職のことも調べてみてはいかがでしょうか。




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