【一人暮らし生活費】フリーター生活費の総額と内訳はどんな感じ?一人暮らしは結構厳しい
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フリーターをして暮らしていくには、どのくらいの生活費がかかるのでしょうか?
これから、フリーターになろうとしている人の参考になるように、生活費の内訳など金銭事情についてまとめてみました。
Contents
フリーターの生活費総額
フリーターの手取りは、一般的に、よくて20万円位で、15万円前後位の人が最もおおいボリュームゾーンです。
厚生労働省「賃金構造基本統計調査」による非正規社員の月給賃金の値は、20歳~24歳までが164,500円、25歳~29歳が187,800円と発表されています。どの年代でも20万円に届かないくらいの月収のようです。
正規社員の場合は、20歳~24歳までが200,800円で、年功序列の影響で、最も給料が高くなる50代で、389,800円と倍近い数字になっています。
比べるとかなり少ないですが、フリーターの人たちは、この様な収入のなかで、どのように生活費をやりくりしているのでしょうか。
実家暮らしの場合
実家暮らしのフリーターの場合、家賃はかかりませんが、食事の用意や洗濯を家の人にやってもらっている分として、数万円程度を家に入れているというケースはあります。
親から家にお金を入れるようにと言われる人もいますし、歳をとると、親にやってもらうことを恥ずかしく思ったり、申し訳なく思ったりする気持ちがわいてくるものです。
国民の三大義務は、勤勉・勤労・納税です。学校で学ぶことを卒業したら、生活のための家事労働をするか、働いて生活のための収入をえるように、努力すべきことです。
これができていないと、家族に負担をかけていることになります。
家にお金を入れていないと、兄弟の結婚などで家族の状況が変わったときに、急に、家を出ていかざるをえない可能性もあります。一緒に生活する一員として、できるだけ金銭面の協力をしておいたほうがよいです。
また、実家暮らしフリーターは、少しお金に余裕があると、自分用の車を購入する人もいます。特に、車がないと不便な地域では一家に数台の車があることも普通で、大人になると、行動範囲が広くなることから、自分用の車が欲しくなるのはよくあることです。
一人になりたい時にドライブに出かけるとか、彼女ができてデートに行くなどは、自分専用の車がないとなかなか使いにくいものですよね。
以上より、生活費の典型はこんな感じです。
- 家に入れるお金・・・1~3万円
- 外食費・・・2万円
- 娯楽交際費・・・2万円
- 通信費(スマホ代)・・・1万円
- 服・雑貨類・・・1万円
- 車関係費・・・2万円
- 貯金・・・4~6万円
- 生活費合計・・・13~17万円
遊びや好きなことに使えるお金もそこそこあり、貯金もできるので、このペースを守ればやっていけないことはなさそうですね。
ただし、職場が遠い場合、1日往復800円x20日勤務とすると、交通費だけで月額16,000円かかるので、軽視できない額になります。実家の所在地が、時給が高い都心へのアクセスがいい場所であるとよいですが、そのような恵まれた環境の人はごく一部でしょう。
時給が下がるリスクなどを踏まえて全体的に考えると、あまり楽観視はできない状況といえますね。
一人暮らしの場合
一人暮らしのフリーターの場合、家賃の負担が最も大きくなります。
トイレバスがついていて、それなりにこぎれいで、駅が近くて・・・という物件を探すと、5万円以上はかかってくることが多いです。
東京でのおしゃれライフを満喫したいとか、友達や彼氏彼女に遊びに来てもらえるきれいな家に住みたいと思うと、10万円近くの家賃がかかることは珍しくありません。
若者に人気の街の吉祥寺で、ワンルームの平均家賃は7.49万円。1LDKだと14.60万円です。(賃貸情報サイトホームズ吉祥寺駅の家賃相場2017年11月現在)
家賃の設定をいくらにするかで、生活費の大部分が決まってくるといっても過言ではないでしょう。
フリーターは収入が少ないので、あまりいい住居は選べません。
しかも、家賃を抑えるために、毎日徒歩で往復1時間ちかくかかったり、食費を節約したりなどの我慢をしなければならないことも多いでしょう。
これらを踏まえると、生活費の典型はこんな感じです。
- 家賃・水道光熱費・・・6~8万円
- 外食・・・2万円
- 娯楽交際費・・・2万円
- 通信費(スマホ代)・・・1万円
- 服・雑貨類・・・1万円
- 貯金・・・1~3万円
- 生活費合計・・・13~17万円
実家暮らしに比べると貯金できる額が圧倒的に少なくなりますね。バイトのシフトが減って収入が減ったり、友人の結婚式など臨時の出費があるとかなり厳しい状況になります。
生活費の内訳と節約ポイント
フリーターの生活費のやりくりは、なかなか厳しいものがあります。出費の内訳ごとに節約のポイントをまとめてみました。
家賃等固定費
生活費の中でも家賃の割合は大きいです。フリーターをするならば、家賃分が抑えられるので、できれば実家暮らしができるとかなり違います。
物件については、人気のエリア・駅チカ・築浅などは、まず無理です。駅から少し離れたアパートや築年数の古めの物件などから掘り出し物を探して、なるべく家賃を抑えましょう。生活が苦しくなっても引越しするにもお金がかかりますので、最初が肝心です。
また、友達と二人で住むとか、シェアハウスに入居するなどの方法もありますね。とにかく、家賃は抑えましょう。
水道代(上下水道)・電気代・ガス代についても、無駄遣いは禁物です。節約を心掛けましょう。
こちらも、家賃と同様に、毎月かかる固定費なので、電気の契約内容を見直しをしたり、ガスの契約はやめてカセットコンロにするなど、必要内容を確認しましょう。
通信費
スマホ代およびインターネット代は、気を抜くと高額になりがちなので、注意が必要です。
格安スマホや、Wi-Fi端末を利用して、賢く安く利用しましょう。
何も考えずに、最新のiPhoneがでたら乗り換えて、家では光回線、スマホは無制限でゲームの課金もし放題なんてしてしまっては月額1万円以上はかかり、お金が払えなくなってしまうでしょう。
月額2000~3000円に抑えるには、格安SIMで通話付き・ネットし放題のプランが探せるでしょう。
通信速度に多少の不満があっても、がまんです。
食費や外食の費用
フリーターは体が資本です。病気をしたら即収入が立たれるので、栄養を考えた食事をとる必要があります。
自炊とスーパーの割引などを活用して、値段は抑えつつ健康に気をつけた食事をとりましょう。
お菓子や酒類はわりと高くつくので、健康のためにも控えめにする方がよいかもしれません。
外食の回数を減らすと食費はかなり抑えられます。
日用品等雑費
衣類や掃除用品など身の回りのものは買いすぎに注意です。
ストックしておく必要のあるものは、日頃からチェックして、安いときに買うようにしたり、風邪薬など急に必要となる日用雑貨もありますので、いざという時に備えてお金に余裕を持たせておくことが大切です。
娯楽交際など楽しみのための費用
遊びに出かけたり、人と食事をしたりする時間は大切です。特に、20代の若いうちは、もっとも楽しく貴重な時間でもありますね。
でも、フリーターの場合、娯楽や交際にかけられるお金に限りがあります。
いつもの友達と逢うだけであれば、誰かの家に集まったり安いお店を利用するなどの工夫が必要です。
おしゃれなお店に度々行ったり、流行りのインスタ映えするスポットで派手に遊ぶのは、なかなか難しいでしょう。
生活費に余裕を持たせるために
フリーターの生活費を分析してみると、実家暮らしであれば、少しづつ貯金をしながらやっていくことはできそうですが、一人暮らしの場合、なるべく家賃を抑えないとかなり苦しい状況となり、何かあったら一気に赤字生活となってしまいます。
今、貯金がほとんどない状態ならば、フリーターになることは、おすすめできません。
病気をしたり、いい仕事が見つからなかったりすると、一気に生活が困窮する危険性があります。
いずれにしても、生活費は厳しめではあるので、できるかぎり収入を上げる努力はしたほうがよいです。
同じような仕事内容で働くならば、正社員として働くほうが、収入は高くなります。
今は、フリーター専門の就職支援サービスもあるので、自分に合った会社が見つけやすくなっています。
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フリーターの生活費が少ないと心配な人は、正社員での就職を検討してみるとよいでしょう。
忘れないでいてほしいことは、「フリーターの収入で一人暮らしはかなり厳しい」ということです。見切り発車をしてお金が足りなくなっても生活の固定費はすぐに買えることができない為、大きな借金を背負うリスクもあります。どのくらいの生活費でやっていけるのかを計算して、よく考えて行動しましょう。