【事務職】事務職正社員じゃなきゃ嫌!既卒でも事務職しか興味を持てない就活生に伝えたいこと
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就活の希望職種で、事務職をかたくなに志望する人っていますね。
既卒就活になってもその気持ちを変える気がないと、なかなか内定がもらえない場合があります。
私が採用活動をしていた経験から、「事務職希望の就活生」が、企業にとってどのように見えるのかについてお話ししたいと思います。
Contents
世の中の仕事の種類
実は私自身、自分が就職活動をしたての頃は、「仕事って、営業か事務か販売しかない」と思っていたんです。
営業は活動的で明るい性格のスーパーマンがやる仕事で、それ以外は事務。販売はアパレルとか化粧品とか特定の分野に詳しい人がやる仕事。
ざっくりと、こんな風にとらえていました。浅はかすぎますね。
だから、地味で特技もない普通の人は事務を希望するしかない・・・ダメダメな考え方ですね。
社会のこと、企業内の人々のそれぞれの働き、それから、正社員で働くというのがどういうことなのかも、なーんにも分かってませんでした。
営業職はイヤだ
押し売りのセールスマンとか、いきなり家に訪問して家の人に怒られて突き返される営業マン。
テレビドラマでみた記憶でしょうか?営業という仕事をろくに知らないくせに、「営業はイヤ」という先入観を強くもっている人は多いでしょう。
事務職を希望する就活生の多くがこのタイプのように思います。
面接でなにを質問しても、模範回答で見かける、聞いたことのある内容しか答えず、ボロが出ないようおとなしくしている印象です。
営業はキツイ、コワイ。だから消去法で事務がいい。というのが見え見えです。
事務系の仕事を希望するにしても、経理とか人事とか営業アシスタントとか、詳しい職種で考えられないうちは、「逃げ」であることがほとんどではないでしょうか。
正社員で働くということ
正社員で入社するということは、転勤があるのと同じように、「職種の変更があってもこの企業で働きたい。」と思うことです。それくらいの気持ちを持っている人であると、企業としては一目置きます。
まぁ、職種は、スキルの有無や向き不向きもあるので、事務職で入社したのに、何の相談もなく、一方的に営業職に・・・ということは、あまり考えられませんが・・・。
営業的なスキルが事務職に求められる場面もありますし、営業なのに事務作業が多いこともあります。結局、ある程度なんでもできないと正社員としては務まらないことも多いのです。
会社の業績が悪化して大量リストラをしたからとか、営業人員を強化するのでとか、何が起こるか分かりません。
事務職で入社しても営業的な仕事を任されることもあるのです。
少なくとも、その会社で扱っている商品に興味があり、人に勧められるくらいの商品知識を持てるよう、進んで勉強するくらい、仕事に対して愛情がもてる人だと理想的ですね。
営業は出来ないけれど事務なら何でもやります・・・そんな人は、はっきり言って、採用したくないです。
そういう人は、事務の仕事を任せたとしても、それは自分の仕事ではないとか、あれはできないとか言いそうですね。
必要があるならば、どんな仕事でも協力するのが、正社員として働く者同士でしょう。
働く前から、「自分は〇〇はやりたくないです。」という好き嫌いを主張する人は、協力しあう仲間としては、歓迎できないタイプの人です。これは、どんな企業にも共通して言えることでしょう。
また、ドラマに出てくるOLをイメージして、おしゃれをしたり、アフターファイブを楽しむものと考えて、正社員になりたいと思うのは、少々考えが甘いように思います。
社畜と言われるような深夜に及ぶ仕事をすることとはまた違いますが、特に仕事を覚えるまでの最初の時期は、仕事を最優先して取り組む位の覚悟がないと、一人前になるためのハードルを乗り越えられないのではないでしょうか。
作業をするだけのアルバイトではなく、正社員として働くということの責任をよく考えましょう。
正社員は、大変ではありますが、社会保障・給料・仕事のやりがい・社会的信用など様々な面で優遇されていることも事実です。一生懸命働くっていいものですよ。
事務職に期待する役割
できる事務職の理想のイメージとしては、
- 社内の人間関係に精通していてコミュニケ―ション上手
- どの仕事を誰に頼むとよいかなど知っている
- 会社の商品やサービス内容をよく理解していている
- パソコンスキルがある
- 事務処理は完璧
- 無理なことを何とか解決してくれる
- お客様からの信頼も得ている
- 常連客の顔と名前を社内で一番覚えている
- 過去の社内行事について詳しい
こんな感じの幅広い守備範囲のイメージがあります。かなりのスーパーマンなので、これは出来すぎですが・・・
このようなスキルは、社歴が長いからこそ積み重ねで培えるものです。入社数年の新人ができるわけはありません。
でも、人もいつかは引退するので、企業としては、将来的にそういうポジションで働いてくれる期待をもって、採用を考えるのです。
つまり、「事務しかできません。営業はやったこともありません。」という人物ではなく、「営業も経験したことがあるが、最終的に事務職がより適職だった。」という人が、正社員として事務職を担当していることが多いように思います。
仕事のスキルを身につけていくには?
正社員で働くということは、”作業”ではなく“仕事”ができないといけません。
先輩から支持された資料をつくるとか、電話の取次ぎなど、誰にでもできて変えがきく業務だけをやっていても仕事としては認められにくく、給料が上がっていくことも見込めません。
そういう作業は、アルバイトや派遣社員などのより安い労働力にとってかわられつつあります。
なので、簡単な事務職として社会人をスタートしても、楽な仕事に甘えているならば、数年後、若くて安い人材、もしくは、営業もできるし語学も堪能な人材にとってかわられる可能性が大きいです。
中途半端な社会人経験で、歳だけ重ねても、仕事のスキルは身につきません。ずっと同じポジションで働けるほど世の中は甘くないのです。
事務職が目指すべきプロフェッショナルの姿
事務系の仕事の中にも、法務・経理・広報・企画・貿易事務・医療事務・英文事務・営業サポート・秘書など、さまざまな仕事があります。
事務職として、長く働くならば、これらの分野において、プロの技術を身につけていく必要があります。
例えば、語学力です。英語だけでなく、中国語や韓国語、習得者の少ないマニアックな言語などに精通していれば、貿易会社や国際的な企業での需要が見込めるでしょう。TOEICで高得点を取得しているなど高度なスキルがあることも重宝されますね。
また、簿記の資格を取得して経理で働き、財務や企業経営の知識をつけていけば、将来的に、企業の幹部として会社の利益創出の根幹にかかわるような仕事をすることもできるかもしれません。そのためには、経済の知識や経営の仕組みなど勉強すべきことは山ほどあるでしょう。
医療事務のスペシャリストを目指すならば、医学や薬学の知識も必要になりますね。事務員ではなく医療従事者の意識で取り組めば、仕事の幅も広がるでしょう。
さらに、事務系の仕事にはパソコンの知識が不可欠です。MOSの資格を取得しておくことや、パソコンハードや設定の知識、メールマナーやセキュリティ対策など、どこの部署が担当するのかあいまいだけど、会社にとって必要なことが色々とあるでしょう。
事務職というだけでなく、何か分野を決めて、そのプロフェッショナルを目指しましょう。
就活時に考えるべきこと
事務職はラットレースでレッドオーシャンです。
就活をしている時期に、きちんと腹をくくって、しっかりと仕事のスキルを身につけていく職業選びをする覚悟をすれば、最下層のラットレースからは抜け出せます。
ごく一部のスキルを持った人は事務作業も営業職でもなんでもこなせる人材ですし、経営者層や起業家も本業の傍らに事務仕事をこなしたりしています。
楽で簡単な事務職には、コネや長年の信頼がある人、容姿端麗な人、育児中や介護中で時間の限られている人、および、本当に事務しかできない人で争い合っています。
しかも、競争が激しいのに給料は低いというデメリットもあります。
そこまでして、事務職を志望するメリットがあるでしょうか?
営業やそのほかの仕事について、詳しく、どのような仕事内容であるか、調べましたか?
業種を絞って苦しい就活を続けるのではなく、広い視野をもって、様々な職業の中から、自分にあった物を探してみるのもよいのではないでしょうか?
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