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人の役に立ちたいと思ったら【社会貢献】人の役に立つことは難しい・・・献血できなかった話

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外出自粛制限があった頃、ニュースで、各地のイベントが中止となったり、外出を控える人が増えていることから 献血協力者が減っていて深刻な事態となっていると聞きました。

その時私は、献血をしたことがなかったのですが、この機会にやってみようかと思い、調べてみたところ、 数日後に近くに献血バスが来ることを知り予定に入れました。

それで、はじめての事なので、予定が近づいてくると不安になり、 献血ってどういうモノなのかについて、ちょっと調べてみたんです。


献血には種類や条件がある

献血には種類があって、400ml、200mlと成分献血に分けられるようです。 献血バスで行っているのは、ほとんどが400ml。 これが、輸血を受ける患者さんにとって一番安全な方法で、一番需要が高いことが理由みたいです。

ですが、400mlの献血をするには必要な体重がありまして、規定体重に満たない私は200mlしか献血できません。 でも200mlの献血はほとんど足りているようで、混雑状況などにより断られることもあるとのこと。

つまり、人の役に立てればと思って足を運んでも、 手を煩わせてしまったり、そもそも必要なくて無駄足となってしまう可能性がある訳です。

とりあえず献血に行く前に、調べてみてよかったです。

で、それならば、献血バスではなく、ちょっと遠いけど常設の献血ルームに行って 成分献血をしてみようか・・・と、電話をかけてみました。

すると、案の定、200mlしかできないのであれば、今はちょっと・・・と、やんわりと断られ 「成分献血はできますか?」と聞いてみたところ 今は混雑していて、時間がかかるので、お気持ちだけで・・・と言われてしまいました。

献血しますと手を上げれば、誰でもありがたがられて歓迎してもらえると思っていたのですが、 そういうわけではないんですね。

自分が役立たずのような気がして、ちょっとがっかりしてしまいました。

人の役に立つことは難しい

でも、色々調べてみると、体重だけでなく、 血液の濃さ、血圧の値、皮膚に湿疹がある、朝食を抜いてきた、持病の薬を飲んでいるなどの理由で、 献血ができない人は、意外とたくさんいるようです。

やっぱり、人って、できないことは色々あって 他の人に支えられて、生かさせてもらっているのだなぁと感じました。

申し訳ない気持ちがありますが、 結局、自分のできることをやるしか、それ以外に方法はないんですよね。 出来ないものはしょうがない。

人の役に立つことも難しい。 やろうと思っても、できないこともある。

でも、だからこそ、自分ができることがあれば、 もっと積極的に行動していかないと駄目だなぁと、思わされました。

人の役に立ちたいという気持ちが芽生えたら

今回、献血では、役に立つことができませんでしたが、 他の事で、何かの役に立てそうなことがあれば、 ちゃんと行動するように・・・という借りができてしまった気持ちです。

私は今まで、人に役に立つことをしようと思えるほど、心に余裕がなく、 自分の事で精一杯でした。

仕事選びなども、人の役に立つこと・・・というのではなく、 自分がどんな仕事をしたいか?どんな仕事ならできそうか?という考えで選んできています。

歳を重ねてきて、やっと、少しは人の役に立つことをしていきたいという思いがでてきたところです。

それで、いざやってみようとしても、勇気が出なかったり、 行動するのは面倒だと思ってしまったり、 今回のように、お断りされてしまったり。

気持ちがあっても、簡単にできることでもないんですよね。

ニュースで伝えられていた献血協力者不足については、その後すぐに、 血液の在庫量は、一時的な回復傾向にあるとの様で、 沢山の方が、人の役に立ちたい思いで行動した結果なのだと感じました。

実際に人の役に立てている人というのは、 気持ちがあるのは当然のこと、もっと早く、もっとたくさん行動できているのでしょう。

私も、もっと行動していこうと、よい教訓になりました。





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