手放せば受け取れるモノ「助けを求める事の大切さ」助けてが言えない人/国の支援/年金と生活保護
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色々な不安・問題点・課題・悩み等を抱えている人は多いと思いますが、私はすごく落ち込むという事はほとんどなく、過剰な不安は手放せているかな?と、自分では思っています。
そこで、今日は、手放せば受け取れるモノ。つらい時や苦しい時に、助けを求める事の大切さ。助けを求めやすくなるのではないかな?と思う考え方についてまとめてみました。
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生活保護受給を躊躇する人たち
経済的、精神的、身体的につらい時や困難がある時。他人や国の制度などに頼ることを躊躇する人って多いのではないでしょうか。
例えば、生活保護制度は、不正受給をする人がいる一方で、苦しくてもギリギリまで相談をせずに耐える人や 「そういったものの世話にはなりたくない」と支援を拒絶する人もいます。
また、もっと些細な問題において、 自分にとってちょっと負担を感じる時に、周りの人に気軽に「手伝って!」「助けて!」と言える人と、 そうではない人がいるのではないでしょうか。
かくいう私も、助けてがあまり言えないタイプの人間で生きてきました。
でも、持ち物を減らして、ミニマリストの考え方を取り入れて、 過剰な不安や、カッコつけてしまう見栄や、悩みすぎる事などを手放していく中で、助けを求めずに自分で何とかしようとし過ぎることも、手放しつつあります。
「助けて」と言える生き方で楽になった
といっても、そう思うようになってから、すごく困ったことはないので、 誰かに助けてもらった大きなエピソードはなくて、 ちょっとした頼まれ事にたいして、ちょっと重荷に感じたら、内容を軽くしてもらったり、後回しにさせてもらったり 場合によっては、「それは大変だからちょっと難しいです」と断ったりはするようになりました。
出来ない事は、「私には難しくて出来ないから、この部分は任せるのでよろしく!」なんてことも言ったりします。
そして、以前なら、そんな出来ない自分がカッコ悪くて恥ずかしく思ったものですが、 「それはできないけど、別のできることはあるし。 ここは出来る人に助けてもらおう」と思えるようになりました。
この生き方、楽になっていいなぁと気に入っています。
人としての価値観
そして、この考え方を、今苦しいけど、助けてと声を挙げられずに一人で頑張りすぎている人に、届けたいと思います。
生活保護などの国の支援は、恥じることなく使えばいい権利です。
私は、ずっと不思議に思っていることがありまして・・・ 年金受給は、恥ずかしいと思う人はいないのに 同じく、支援として受け取る生活保護は、後ろめたいような気持ちになったりすることって、 価値観の刷り込みではないでしょうか?
生まれ持っての与えられた境遇って、人それぞれ違いますし、出来る事も違います。
違うけど、人としての価値は同じで、お金をたくさん持っている人が偉い訳ではありません。
長者番付のランキング順で、人間の価値が決まるなんてことはないですよね。
年収が高い順で、社会への貢献度が高くなっている・・・なんて事もないです。
収入には繋がらないけれど大事な活動をしている人もいますよね。
生活保護と年金
また、例えば、歳をとって年金を受給する時に、 年金だけだと生活していくお金が足りなくて、部分的に生活保護費も受給する場合、 いくらまでが年金で、いくらからが生活保護費で、・・・とか、境界線なんて分からないのではないでしょうか。
日本に住んでいて権利があるならば、ラッキーなことに、 生活をしていくのに必要な支援が受けられるんです。
歳をとって働けないなら年金という制度で、その他色々な事情で生活費が足りないなら生活保護という制度で・・・ といった感じで。色々な支援制度があります。
だから、生活や人生が上手くいかない時に、助けてと声を上げる事って 別に恥ずかしいことではないし、 それこそ、変化の激しいこれからの時代は、いつ自分が急に困った状況に陥るかもわかりません。
余計な感情を手放し、フラットな気持ちで、 困った時に助けてと言える事って、身に着けておくとよい心構えだと思います。
そして、困っている人や、自分の出来ることでなにか助けになることがある時、フラットな気持ちで、行動できる事。 そんな人でありたいと思います。
フラットな気持ちで受け取る
必要な支援やSOSなのに、躊躇してしまう時は、 良くも悪くも、偏った捉え方を持ってしまっているのかもしれません。
それを手放せば、フラットな気持ちで受け取れるのではないでしょうか。
長い人生、色んな状況が訪れます。 自分に余裕がある時には出来ることを惜しみなくやり、 自分が困った時には、助けてくれる人や制度からはありがたく、受け取らせていただこうと思っています。
私は、ミニマリズムという考え方を取り入れるようになって、3年目に入ろうとしていまして、 手放すことは、大分慣れてきたので、必要な物を手に入れたり、受け取る事についても 感度を高めていきたいなぁ・・・なんて、思っています。