借金の問題点【ミニマリストの考え方】借金はしないほうがいい根拠
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ミニマリストを目指す目的が借金返済という人もいるのではないでしょうか? 生活をミニマムにして必要コストを抑えると、返済に回せるお金は増えますから、それも一つの方法だと思います。
それにしても、借金があることは気持ちのいい物ではないですよね。 「借金はよくない」とわかっていても、その根拠ははっきりしていますでしょうか?
私は、自分の経験から、「絶対に借金をするのは辞めよう」と思っています。 ということで、今日は、借金はしない方がいい根拠についてまとめてみました。
Contents
私の借金体験談
私の借金経験は、いわるゆ消費者金融とかクレジットカードのリボ払いとかではなく、 起業してオフィスを構えていた時にした、コピー複合機のリース契約です。
厳密には借金ではありませんが、途中解約できない10年間の契約で、 毎月決まった額を支払わなければいけないという点で、 ほぼ借金と同じ感覚でした。
それで、この借金返済の様なリースには、本当に、 「契約しなければよかった」と、何年にもわたって後悔させられました。
というのも、頻繁に使っていたのは、最初の3年くらいで、 それ以降は、ペーパーレスの流れで、コピーや印刷の頻度が下がりましたし、 もっと安価でコンパクトで、同じような性能の家庭用複合機が登場したんです。
超零細企業にとっては、数万円で買えるそういった家庭用複合機で十分でした。
リース契約をしているので、機械のトラブルがあればすぐにメンテナンス担当の人が駆けつけてくれましたし、 トナーが少なくなったら自動で発注されて、便利と言えば便利でした。
でも、そこまでの手厚いサポートはなくても問題はなかったんですよね。 完全にオーバースペックです。
オフィスの片隅に、デカデカとスペースをとっているコピー複合機を見る度に、 「はぁ~、これいらないなぁ・・・」と思っていました。
そして、会社の業績がちょっと厳しくなった時は、 苦しい思いで、色々な経費削減をしている中、 なくてもいい複合機のリース代を、削りたくて、削りたくて・・・
そのうち、ほとんど使ってもいないのに、毎月毎月、勝手にリース代が引き落とされることが 悔しいというか、むなしいというか、 安易に10年契約を決めた過去の自分たちを呪いましたね。
つまり、数年先のことはどうなるか分からないので、 お金を払い続ける契約なんて、絶対にしない方がいいということです。
借金の問題点もここにあります。
借金によって未来が固定される
自分の生活状況が変わっても、他にお金を使わなければならない大事なことができても、 借金返済がそれらを妨げます。
借金返済のせいで、チャンスを逃したリ、 ずっと何かがのしかかっているような重たい気分にさせられたりするのです。
変化がきびしい世の中になってきており、昔よりも「安定すること」が難しくなっています。 ちょっと高額な欲しいものを手に入れるために、消費者金融などで借金をしてしまうことだけでなく、 ちょっとした買い物や支払いが積み重なってのリボ払いや 車や家などのローンも、 返済するまでの期間、支出の一部分が先取りされてしまっているようなものです。
不安定な時代に、未来を固定するような行為は、なるべくしない方がよいでしょう。
借金やローンがあると、転職したいけど収入が下がると困るからできないなど、 仕事や生活も縛られる可能性があります。
決まった支払がないほうが、 その時好きな事ややりたいことにお金を使えるので、 気持ちの上で自由でいられます。
生活にミニマリズムを取り入れて、身軽に、気軽に生きたいならば、借金はしないように、 また、もし今借金があるならば、早めに返済をするのがよいですね。