大卒フリーターの割合・パターンと就活を成功させるポイント
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「大卒フリーターの割合ってどのくらいいるの?大卒フリーターの末路はどうなってしまうんだろうか・・・」
こういった、悩みがある人に向けて、徹底解説します。
「大卒フリーターの事例と、自信を取り戻して生きていく為にはどのようにすればよいのか?」
ということが分かります。Contents
大卒フリーターの割合は多い
大卒フリーターの数って多いのでしょうか?大学を卒業するような人は、みんな有名企業に就職して活躍しているイメージがありますが、実際はそんなことはありません。
私自身、大学を出ましたが、無職の期間もありましたし、有名大学卒でフリーターをしている知人が何人もいます。
そこで、統計データを調べて、学歴ごとにパート・アルバイトで働いている人の割合を示した表を作成してみました。
中学校卒 | 高校卒 | 大卒 | |
---|---|---|---|
男性 | 15.0% | 10.6% | 5.9% |
女性 | 34.8% | 28.1% | 9.8% |
参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状」有業・無業状況の学歴別構成比(15-34歳、在学者を除く)の図表
中卒より高卒、高卒より大卒と、学歴が高いほど、フリーターで働いている人の割合は少なくなっていますが、大卒フリーターは、決して珍しい存在ではなく、一定人数が存在していることが分かります。
クズとは限らない大学フリーターになる10のパターン
大卒でフリーターになるパターンは以下の通り
- 公務員をめざして勉強していた
- 働く必要はないと親から言われた
- 就活も勉強も嫌になってしまった
- 資格取得を目指して勉強していた
- 大学院を目指して活動していた
- 留学や海外経験を積もうと準備をしていた
- 就活をしたが内定を貰えなかった
- 新卒フリーランスになるための準備をしていた
- 起業や起業準備をしていた
- 就職をしてすぐに退職した
それぞれについてみていくと
公務員をめざして勉強していた
大卒なら、地方公務員だけでなく、国家公務員を目指している人もいるでしょう。国家公務員試験は難易度の高い試験なので、上手くいかない人も少なくありません。
働く必要はないと親から言われた
学費が高い私立大学に通っていた人の中には、実家が裕福だったり、親が会社を経営しているとか、就職先にコネを持っている人がいるかもしれません。そういう人は、一般的な就活なんてやらない人もいますね。
就活も勉強も嫌になってしまった
大学に入学してからほとんど授業に顔を出さなくなる人って意外といるものです、モラトリアム生活をしているうちに、留年・中退したり、就活のやる気が出なくて、なんとなく過ごしてしまう人もいるかもしれません。
資格取得を目指して勉強していた
法学部なら弁護士試験の合格を目指す人も多いです。それ以外では、税理士・社会保険労務士・理学療法士など、短大や大学卒業以上が条件になっている資格を取得を目指す人もいます。
大学院を目指して活動していた
大学院に入るための試験もありますが、書類審査と面接だけの大学院もあります。また、自分の研究分野の活動をしたリ、所属したい研究室の教授とコンタクトをとったりなどと意外とやることは多いものです。
留学や海外経験を積もうと準備をしていた
語学留学だけでなく、海外の大学に入りなおしたり、大学で研究したことのフィールドワークや海外放浪の旅に出る人もいます。海外にはいろいろな人がいるので、就職をせずに何年もたってしまったという人もいるでしょう。
就活をしたが内定を貰えなかった
就職しやすくなった時代でも、就活が上手くいかない人や希望する就職先から内定を貰えない人はいるでしょう。卒業せずに就職浪人という道を選ぶ人もいます。
新卒フリーランスになるための準備をしていた
新卒フリーランスという働き方も広がりつつあります。実体はフリーターや起業家と似ていますが、主に、インターネット界隈の仕事で生計を立てようと考える人が多いです。
起業や起業準備をしていた
学生企業をして卒業後もその活動を続けるケースと、大学を卒業してから企業を目指す場合があります。
就職をしてすぐに退職した
入社後、数週間から数か月で退職を決める人もいます。極端なケースだと、数日で辞めてしまう人もいるようです。
新卒カードのメリット
大卒フリーターになる理由は様々ですが、いずれの場合も新卒および卒業してからおおむね3年以内の人材は、市場価値が高くなっています。それによって得られるメリットとして考えられるのは以下のとおり。
- 給料をもらいながら先輩社員から学ぶことができる
- 新入社員研修などを受けさせてもらえる
- 環境の良い企業に入社できる
- 短い期間で仕事を変えるのもアリ
就職に失敗してすぐに辞めたくなっても、3年以内なら次の仕事も見つけやすい状態となっています。
それに、企業やフリーランスはいつでも自分意志でできるますが、新卒カードのメリットは今しか受けられません。
なので、正社員としてなるべくいい会社で働きたいなら、今が頑張り時なのです。
大卒フリーターが就活を成功させるポイント
大卒フリーターが正社員になる為のポイントは以下の通り
- 引け目を感じるのは辞めよう
- 大卒というプライドは捨てよう
- 勉強経験を活かして上手に就活しよう
それぞれについて詳しくみていきましょう。
引け目を感じるのは辞めよう
大卒フリーターは、「大学を卒業したのにフリーターなんて・・・」という引け目を感じていたり、人として問題があるから就職できなかったのでは・・・?と必要以上に身構えてしまうことがあるでしょう。
でも、いまどき、大卒フリーターは珍しくもないので、前向きに考えましょう。
そして、とにかく、生活を安定させることは大事ですので、早めに就職活動に取り組むことをおすすめします。年齢が若いほど就職はしやすいからです。
正社員になっても、自分の時間が全く取れないわけではありません。趣味を充実させたり、ステップアップして様々な生き方をしている人もたくさんいるので、まずは働いてみるのがよいと思います。
大卒というプライドは捨てよう
大卒フリーターは高卒や中卒とは違う。自分は仕事ができるはずだから、フリーターをしていてもいい話が舞い込んでくるはずだ!そんな風に思っているなら、くだらないプライドは捨てたほうが得策です。
確かに、大卒という価値はありますが、世の中は学歴だけで成功が決まるわけではありません。
中卒でも大会社の社長になる人もいますし、高卒でも世界で活躍してい人もいます。
他人の姿を見て、学んだり参考にすることはあっても、見下したりしているならば、その人のほうがよっぽど馬鹿です。
社会で働いて生きていくことの本質が分かっていません。
有能な人ほど謙虚でどんなことからも学ぼうとします。
どんな仕事を始めるにしても、一番下っ端から始めるのです。
頭角をあらわせる人は、そういう仕事にもいかに真剣に取り組めるかで分かります。
アルバイトのままだと、お手伝い仕事しかできず、一番下っ端の仕事すらできません。
まずは、プライドを捨てて、一からスタートを切れる正社員になりましょう。
大卒らしい謙虚で誠実な仕事ができれば、活躍の場はどんどん広げられるはずです。
勉強経験を活かして上手に就活しよう
転職するのも当たり前の世の中です。嫌だったら辞めればいいですし、やめたら今の生活に戻るだけです。そこからまたいい会社を探して選べばいいだけですから、何も怖いものはないはずです。どんな経験でも、ないよりはあるほうが役に立ちます。
受験勉強を乗り切った経験がある大卒者ならわかると思いますが、就活は、テスト勉強と同じで、やり方があります。
企業選び・履歴書の書き方・志望動機のまとめかたなどには、就活独特の癖があるので、コツがつかめないと、高学歴の人でも苦労するのです。
つまり、コツさえつかめば、就活はそれほど難しいものではないともいえます。
なので、上手に就活をするには、就活支援サービスを利用するとよいです。
効率よく受験勉強をすすめるためには塾があるように、既卒が就活をするには、既卒・フリーター専門の就活支援サービスがあります。
就活支援サービスに無料登録すると、大卒フリーターのこともよくわかってくれている就活アドバイザーが、仕事を紹介してくれて、就活のサポートをしてくれます。
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まとめ:大卒フリーターが自信を取り戻すために
大学までの人生はそれなりにうまくいっていたのに、就職で躓くとショックが大きい面もあるでしょう。
でも、大卒フリーターになっても、まだまだ人生は挽回できます。
人生は、山あり谷ありですから、うまく就職できた人たちもだってずっといいことばかりがあるのではなく、困難は誰にでも訪れます。
大卒が就職するなら、卒業後3年以内が最も有利です。
なので、チャンスを無駄にしないように、なるべく早く行動することをおススメします。